2016年12月26日(月)

こんにちは

 

【血液サラサラの薬】を飲んでいませんか

 

血液をサラサラにして流れやすくするお薬「抗血栓薬」は、血栓ができて血管が詰まることによって起こる「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを防ぐ、現在国内では100万人の人が飲んでいると言われるポピュラーなお薬です。
しかし、服用していると外科処置の際には血が止まりにくくなるという弊害もあることをご存じでしたか?

では、「抗血栓薬」を服用している方は、抜歯などの処置がができないのでしょうか
いえいえ、そんなことはありませんので安心してください。
「抗血栓薬」を服用中の方が気をつけるポイントをご紹介します。 

       
<<「抗血栓薬」を服用中の方のご注意!>>
★お薬を飲んでいることをきちんと伝えてください!
まずは、「抗血栓薬」を服用中であることをきちんと伝えてください。
事前に情報があれば、止血の準備を万全に整えて、安全に処置できます。
★場合によっては主治医との連携も!
もしも抜歯が難しい場合は、持病の主治医と相談して治療を進めることもあります。
投薬コントロール等をお願いして安全に抜歯ができるようにします。
★薬の服用を自分の判断で中止しないでください!
「抜歯の時に血が止まらないと困るから…」と勝手に服用を中止してはいけません。
服用を中止して、血栓ができ、発作が起きたら命取りです。

 

お薬などの情報は私たちにしっかり教えてくださいね。
力を合わせてお口の健康を維持していきましょう

2016年12月19日(月)

こんにちは

 

今回は、【ステロイド薬】についてお話します。

ぜんそくやリウマチ、アレルギーの治療などで、ステロイド薬を長期間使用している方は、歯科治療の際はご注意ください。
ステロイド薬は、副腎から出る副腎皮質ホルモンと同じ働きをする薬で、免疫反応を抑制して炎症やアレルギーの症状を緩和させますが、長期間使用していると、免疫機能が低下したり、副腎皮質ホルモンが副腎から出にくくなるという副作用もでやすくなります。


では、長期服用では具体的にどんな危険が伴うのでしょうか        
★免疫機能が低下すると…
むし歯や歯周病が悪化しやすくなったり、抜歯などの外科治療で細菌感染を起こしやすくなります。
★副腎皮質ホルモンが副腎から出にくくなると…
副腎皮質ホルモンはストレスを和らげる働きもありますが、治療でドキドキするなどのストレスが加わった時にストレスが緩和されず、ショック症状を起こすことがあります。
ステロイド薬を長期間使用している方は、私たちに必ずお知らせください。
ステロイド薬を処方している主治医と連携をとりながら、事前に抗菌薬を飲んでいただいたり、ステロイド薬を少し増やす補充療法など、必要な処置をとって安全に治療します。
くれぐれも自己判断での中止はしないでくださいね
症状が悪化したり、急に体内のステロイドが不足するなどで危険です。
また、短期間使用する軟膏などは問題ありません。

2016年12月12日(月)

こんにちは

 

今週から回に亘って「こんなお薬を飲んでいませんか?」というお話をします。

回目の今日は、【骨粗しょう症の薬】です。
高齢の女性に多い病気と言って思い浮かぶのが、「骨粗しょう症」ではないでしょうか
加齢や閉経に伴い骨がスカスカの状態となって骨折しやすくなる病気ですが、実は、その骨粗しょう症治療薬『ビスフォスフォネート製剤』を継続的に使用していると、抜歯などのキズがきっかけで顎の骨の一部が死んでしまうことがあるのです!
そこで、「骨粗しょう症」のお薬を飲んでいる方に気をつけて頂きたいポイントをまとめてみました。   

     
★服用しているお薬を教えてください!
「ビスフォスフォネート製剤」を服用されている方は歯科治療の前に必ずお知らせ下さい。
抜歯などの処置が必要な場合は、骨粗しょう症治療の主治医と連携を取り、安全に治療を進めます。
★お薬手帳を活用しましょう!

飲まれている骨粗しょう症の薬がビスフォスフォネート製剤かどうかよくわからないという方は、お薬手帳を持参して頂けると安心です。
★お口のメンテナンスも十分に!
入れ歯などによるキズでもあごの骨が壊死する原因になりますので、入れ歯の調整や清掃を十分に行いましょう。


お口の中の細菌は骨壊死のリスクを上げてしまいますので、日頃のお口のケアも頑張りましょう
安全な治療のためにも、服用中のお薬のことをしっかり教えてくださいね

2016年12月05日(月)

こんにちは

今年もラスト1ヶ月

忙しい時期ですが、がんばっていきましょう

 

歯ぐきに「おでき」ができてしまったことはありませんか
「口内炎かな」と思い放っておいたけど良くならない。
こんな症状の場合、「フィステル」かもしれません。
耳慣れない言葉かもしれませんが、フィステルというのは、実は歯ぐきの中の膿が出てくる穴です
「え歯ぐきの中に膿が溜まってるの」とビックリされるかもしれませんが、虫歯などで神経が死んでしまったり、根の治療が上手くいかなかった場合、歯の根の先に膿が溜まってしまうことがあるのです。
その膿が外に出ようとして作る出口がフィステルです。
ほとんど症状がないために気がつきにくいのですが、フィステルが破れて出てきた膿は大変臭く、口臭の原因になります。
フィステルを放置していると、膿が歯を支えている骨を溶かしたり、血液によって体中入り心臓の病気やアレルギーの原因になることもあるので要注意
「もしかしたらフィステルかな」というおできを見つけたら、早めに歯科医院で診てもらって下さいね