■ポジデン.comのコンセプト

ポジデンの目的はズバリ、歯科に関係する皆さんを「ポジティブ」な気持ちにすることです！

しかし「ポジティブにする！」といっても、やり方は様々。
ポジデンができるのは「情報提供」を通して皆さんをポジティブにすることです。

ただ、「情報」といっても、ネット上には今やたくさんのニュースやブログのような雑記的が存在しています。そんな中、「ポジデン」は明らかに他の情報とは違う、意外にも深い!? 明確な目的を持って情報を提供しています。


■歯科医師の大いなる誤解

ポジデンで提供する情報には様々な種類がありますが、その根底をなす考え方は常に変わりません。それは「患者さんのことを真剣に考える医院がちゃんと利益を出せるようにすること」です。

歯科業界かかなり厳しい競争にさらされているのは皆さんご存知の通りです。競争が激しくなれば当然のことながら「患者さんのことを考えた医院運営」が求められます。


しかし、多くのドクターはそれを完全に誤解してしまいました。


本来であれば、適切な応対や分かりやすいインフォームドコンセントを通して、来院した患者さんとの信頼関係を深めることにより、末永い関係作りをするのが本来の医療機関としての姿でありそれが結果的には長期安定的な経営をもたらします。

ところが、競争が激しくなった結果、インプラントをはじめとする高額な治療＝利益率の良い治療の「売込」に力をいれるドクターがあらわれ、メンテナンスの意識がほとんどないまま「ただその場だけ儲かればいい」という無責任な経営をする医院が出てきたのです。


■無責任な経営の結果…

私たちは決してインプラントをはじめとする先端医療を否定しているわけではありません。

ただ、ほんの一部の心無いドクターが、その場だけの利益だけを求めた結果、多くの患者さんが辛い思いをしていることは、紛れもない事実です。

さらには、そうやって儲かっている医師をみた大勢の「真っ当なドクター」までもが、「『らしくないこと』をしなければ経営できないのではないか」、という不安に駆られ、中途半端な医院運営をしています。


では、その結果どうなったでしょうか？

その答えは、マスコミにおける歯科の取り扱いをみればすぐに分かります。
今、歯科がテレビや雑誌で取り扱われるとすれば、そのほとんどはインプラントをはじめとする「高額な治療」へのバッシングです。


繰り返しますが、わたしたちは先端治療を否定してはいません。むしろそれが患者さんのためになるならば大いに賛成です。しかし、ごく一部の無責任なドクターのために、いまや真面目なドクターまでもが「疑いの目」で見られているのは疑いもない事実です。

これからも歯科の競争はますます激化していきます。そして、医院経営を安定化させるためには、もはや先端医療＝自費治療を欠かすことはできません。そう考えると、こうしたバッシングが与える先端治療に対する負のイメージは、今後の歯科業界全体にとっても、大きなダメージになることでしょう。



■結局、医療は医療

このポジデンを運営している私たちシーエイチアイは、歯科専門のコンサルティング会社です。

普段から数多くの医院とのやり取りをしていますが、実は、こうしたバッシングにさらされている中でも、業績が常に安定している、いやむしろ、患者さんが増え続けている医院があります。

それは、積極的なコミュニケーションを図り、「患者さんとの信頼関係」を重視する運営を続けてきた医院です。


結局、世の中がどんなに変わったとしても、医療は医療。
患者さんにとって、自分の健康は何にも代えがたい大切なものです。

こうした「歯科医院不信」の今だからこそ、患者さんは「本当に信頼できる医院」を探しています。そして、そんな医院にめぐり合ったならば、一生その医院に通い続けることでしょう。



■「ポジデン」の本当の目的

私たちシーエイチアイの理念は、そうした医院を一つでも多く作り出すことにあります。そして、その一環として、このポジデンでは「しっかり患者さんのことを考えた医院運営をすれば、決して経営に困ることはない」ということを、多くの歯科関係者の皆さんにお伝えしたいと考えています。

「医療機関として『らしくないこと』をしなければ、もはや儲からない」そんな誤解を捨て、「ちゃんとやれば大丈夫なんだ！」という前向きで「ポジディブ」な気持ちで医院運営をする。

一人でも多くのドクターがこうしたマインドをもち、さらにその輪が広がっていけば、この不況にあえぐ歯科業界もきっと変わると私たちは強く信じています。それが、この「ポジデン」の本当の目的です。


皆さんも、この「ポジデン」を読んで、ぜひ前向きで元気になりましょう！
そして、本当に患者さんに喜ばれる医院を増やし、業界全体を変えていきましょう！




2012年8月14日
シーエイチアイ代表   鶴岡克人