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突如、厚労省を名乗るFAXが… (現物あり)

とある医院に、厚労省を名乗るファックスが‥。ひょっとすると明日はあなたの医院にも…

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Written by
鶴岡 克人

 

 

 

先月、2019年7月のお話です。

 

 

昔お世話になった先生から

久しぶりにお電話が‥

 

 

 

 

「なんか変なFAXが届いたんだけど…」

「ひょっとしたら詐欺かもしれない…」

 

 

 

 

差出人には

 

 

「厚生労働省医政局総務課」

 

 

の文字が…

 

 

 

 

 

 

そしてタイトルには

 

 

「貴医療機関のウェブサイトに関する注意喚起について」

 

 

 

 

この先生は20年以上

かみ合わせを専門とした

独自の治療を行っています。

 

そして、10年ほど前にこれを紹介する

ウェブサイトを立ち上げました。

 

 

 

そう、届いたのは

このウェブサイトが

 

 

 

「医療広告ガイドライン」に抵触している

 

 

 

 

ことを通知する

FAXだったのです。

 

 

 

現物はこちら

 

 

 

 

 

 

 

はじめは私も

 

 

 

「なんだか怪しいな…」

 

 

 

と思ったのですが、

問い合わせ先を見ると

 

 

「デロイト トーマツ コンサルティング株式会社」

 

 

とあります。

 

実はこの会社は、

監査法人系の

コンサルティング会社で

かなりの大手。

 

 

 

念の為、

保健所にも問い合わせましたが

やはり本物とのことでした。

 

 

 

 

 

ただ、指摘されたとしても

 

「すぐに罰せられる」

 

ということではなく、

 

 

 

「1ヶ月以内に修正してね」

 

 

 

ということのようなので

そこまで焦る必要はなさそうです。

 

 

 

具体的な抵触事項については

このように個別に指摘されます。

 

 

 

 

 

もう一つ

 

 

 

 

 

 

 

このように

 

 

「●●センター」

という名称が誇大広告であること、

 

 

 

ならびに

 

「治療のビフォーアフター」

 

が患者さんに

「治療効果を誤認させる恐れがある」

と指摘しています。

 

 

 

 

 

ちなみに、こちらの先生は

すぐに修正して確認のメールを

先ほどの委託先に送ったそうですが、

1ヶ月以上たった今でも
返信がないとのこと。

 

電話や郵送での問い合わせは不可。

メールのみの受付なんですよね…

 

 

 

と、やり方に対して

いろいろ思うところはありますが、

いずれにせよ、公言されていた

「パトロール」

しっかり実行されているようです。

 

 

 

もし指摘されても

そこまで焦る必要は

なさそうですが、

ガイドラインに抵触しているようであれば

そろそろ修正をしておきましょう。

 

 

 

 

ガイドラインは

以下の厚労省のHPにあります

 

 

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000209841.pdf

 

 

が、

ご覧頂くとわかるように

全部読むのは「困難」です。

 

 

 

 

そこで、グーグルやヤフーなどで

 

 

「医療広告ガイドライン」

 

 

と検索すると、

わかりやすく解説してくれている

ありがたいサイトがたくさん出てきます。

 

 

ぜひそちらで

チェックしてみてくださいね。

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 2019年8月21日 16時09分

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