

業務指示の無視、陰口や悪口、著しい勤怠不良や
患者さんへの横柄な態度などなど…
一定の割合で存在するのがこのような
モンスタースタッフ。
こうしたスタッフが一人いるだけで…
●新人がすぐ辞める
●患者さんが減る
●悪い口コミが書かれる
●文句ばかりで医院の新しい取り組みが何もできない
そしてなにより、
先生自身のメンタルが
やられてしまう。
はっきり言ってしまいましょう。
こういうスタッフは
「辞めてもらうしかない」
とはいえ、
労働基準法はとにかく労働者の保護が厚く
こちらの事情で解雇することは
ほぼ不可能です。
そこで今回は
法に一切触れることなく
自発的に退職してもらう方法
をご紹介したいと思います。
なお、対処の強度に応じて
3つのレベルがありますが
無用なトラブルを避けるためにも
必ずレベル1から進めてください。
レベル1:始末書を書いてもらう
始末書を書かせる理由は
2つあります。
まず1つは
「こちらが評価していない」
という強い意思表示
になるから。
口頭での注意とは
比べ物にならないプレッシャーがかかります。
まずこれを半年以内に2~3回行いましょう。
これだけで退職に至ることも珍しくありません。
そして、
始末書を書かせるもう1つの理由は
処分された事実とその理由を
「お互い合意した」
ものとして
証拠に残すためです。
これによって、
言った言わないのトラブルを避けられる。
そしてさらに、
次のレベルでご紹介するように、
この始末書を理由として
【さらなる対応】をすることができます。
なお、処分を通知するときは
女性のチーフ格のスタッフの同席とともに、
録音もしておくと安心です。
【始末書サンプル】
※始末書テンプレートのDLは記事最下部のリンクから
なお、始末書の提出を命じるのは
就業規則への明記がないと行えません。
また、就業規則の有無は医院のためだけでなく、
さまざまなルールを明確にすることで
従業員にとっても安心材料にもなるため
双方にとって大きなメリットがあります。
就業規則を作成するにあたっての
テンプレートと記入例
を用意しましたので、
以下のリンクから
ダウンロードしてご活用ください。
(ひな型DLは記事最下部のリンクから)
上記の始末書が2~3回になり
それでも退職しない場合は次のレベルに進みます。
2025年2月21日 17時00分