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その方法があったか!第三の採用手段「アルムナイ採用」とは?

歯科において求人媒体だけでの採用は年々難しくなっています。こうした状況の中、求人媒体に依存しない採用手法が注目を集めています。その一つが、近年多くの企業で導入が進んでいる「アルムナイ採用」です。本記事では、歯科医院がアルムナイ採用を活用するメリットや、導入を成功させるためのポイントについてご紹介します。

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Written by
松原 諒太

 


依然として採用市況が厳しい歯科業界ですが
この傾向はますます拍車がかかる一方です。




そのため、
【求人媒体】による人材確保は
今後さらに、確実に難しくなります。





そこで重要なのが第二、第三の採用ルート。




以前、スタッフや知人からの紹介で採用する
【リファラル採用】
をご紹介しましたが、(詳細はこちら
もうひとつ、必ず抑えておきたい手法をご紹介します。







それが、
【アルムナイ採用】

です。




「アルムナイ」とは元々「卒業生」を意味する言葉で、
一度退職した人材を
再度迎え入れる方法です。







この方法にはさまざまなメリットがあります。




まず、
過去に働いていたので
教育の必要が最小限。




さらに、在籍していたころの
患者さんとの関係性を
そのまま引き継げる。




そして、

採用コストが極めて低い。







そこで今回は、

アルムナイ採用を
成功させる
4ステップ

をご紹介します!






 

STEP1.定期連絡で信頼関係をキープ





どんなに良い辞め方の人でも、



いきなりの
「復帰どうですか?」はご法度。




それなりに理由があって辞めた以上、
いきなり復帰の打診は警戒されてしまいます。





そこで、まずは自然な形の接点作りから始めます。




おすすめは
「医院の近況お知らせハガキ」。







内容は至ってシンプルに、


・医院の近況
・軽い挨拶



ぐらいでOK。
これを年1回のペースで送ります。




(例)

「お久しぶりです。◯◯(院長名)です。
最近、院内の体制も少し変わりましたが、皆で元気に診療を続けています。
その後、お元気にされていますか?
また近くに来られた際は、ふらっとお立ち寄りください。」

 





どんなに関係性が良くても、
辞めたスタッフ側から連絡するのは気が引けるもの。



そこでまずは


「気軽に連絡していい関係性になること」



が、ファーストステップです。






そして、もう一歩踏み込むなら、
直接会える機会づくりも有効です。





OB・OG参加型で
年末の忘年会や、
恒例行事の懇親会などを実施。




もちろん参加は任意とすることで、
プレッシャーをかけずに
軽く声がけだけしておきます。




年に1回程度でも集う機会があれば、
「連絡する理由」と
「直接の接点」を

同時に作れます。








 

STEP2.まずはハードルの低いお誘いから




連絡を取り合える関係値ができたら、
頃合いを見て復帰のお誘いをします。




ただし、



いきなりフルタイムの復帰は
本人、医院の双方でハードルが高い。





そこで!




まずは「1日だけ」「半日だけ」など、
スポット勤務の声をかけます。







このとき重要なのが、
任せる業務もあらかじめ絞っておくこと。






例えばDHなら、

・診療サポートなどアシスト業務
・突発的な歯周病関連の処置
・ホワイトニング






など、
なるべく前後の引き継ぎが少ない業務を選びます。





ポイントは
「もう一度働く」ことのハードルを極力下げて、



「ちょっとお手伝いだけなら行ってみようかな」



と思ってもらうことです。




 

 


STEP3.+αの待遇を用意する





例えばDHの場合、
単にスポットワークをするだけなら
HANOWAや派遣が
高待遇を用意しているケースも多数。






そこで、給与面でもメリットを用意。





ただし、単に「高時給」とすると、
既存スタッフに不公平感が生じるリスクがあります。






そのため、




「繁忙日のヘルプ手当として、
一日勤務なら+3,000円、
時短勤務なら+1,500円を支給」






など、
「ヘルプ対応へのお礼」の名目で、
通常の給与とは異なる設計で還元します。




どんなに良い関係性があっても、
善意だけでアルムナイは成立しません。




極端な高待遇は不要ですが、
条件で誠意を示すことで、
復帰への思いをもうひと押しします。







 


STEP4.受け入れ側の空気を整える




「戻る人」ばかりに意識が向くと、
つい見落としがちなのが
既存スタッフ側の心象です。





元スタッフが来るとなれば、



「気まずくならないかな?」
「担当している仕事が奪われない?」






などの不安がつきまとうもの。



だからこそ!




事前に



・繁忙日のヘルプとして声をかけようと思う
・あくまで既存スタッフの負担を減らすため
・任せる業務は限定する




この前提をあらかじめ共有しておきましょう。






ちなみに、この共有には




「いや、○○さんはちょっと…」




といった、
既存スタッフからのNGサイン
を事前に拾う意図もあります。





前もってNGとわかれば、
トラブル回避のため
そのスタッフへのお誘いは見合わせ。




あくまで本質は
「今いるスタッフ」>「戻したい人」

で進めましょう。







今回ご紹介した4ステップ、



1.定期連絡で関係値キープ
2.スポット勤務から声掛け
3.+αの待遇用意
4.既存スタッフの空気づくり





これらを踏むことで、



「再び働く選択肢」



までの流れを自然に作ることができます。




先々の求人市場を見据えて、
「辞めてからの関係値の見直し」から
取り組んでいきましょう!






このように、あの手この手を尽くさないと
戦えないのがこれからの歯科の求人市場。





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2026年6月12日 15時30分

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