半年ほど前の話ですが、
厚労省からこんなデータが
発表されました。
わーい!歯科の増加が止まったぞ!
ここまでなんとかなったから
もう安心だ!
たまにこんな話を聞きますが、
全くの誤解です。
横ばいになっているのは確かですが、
実際に皆さんの周りで起きていることは
そう単純ではありません。
実は、この数字の裏には
こんな実態があります。
1720件の開設と
1739件の廃止。
そう、総数では変わらなくても
中身は2.5%近く変わっています。
なんだ、たったの2.5%じゃないか!
でも、これはわずか1年間の話。
10年もすれば、25%です。
つまり、
皆さんの近所の歯科の
4分の1は
新しい医院に変わる。
ということです。
しかも、それだけではありません。
これから開業を考えているドクターは
相当な覚悟
と
徹底した経営戦略
を持って臨んでいます。
「それでも開業しよう!」
というわけですから、
当然気合も入ります。
実は、私のセミナーも
参加者の5%~10%は
これから開業を目指すドクター
だったりします。
こうしたドクターと
話をすると、
だからその間に「患者満足度を高めるシステム」を作ります!
と、皆さんやる気マンマン!
このように、すでに開業の前から
「患者満足度向上」
への意識が高く
さらに、
必要なツール類を
早くも手に入れている
わけですから、周囲の歯科にとっては
それはそれは、恐ろしい存在になるでしょう。
このように、
医院数が横ばいになったからといって、
まったく安心はできないのです!
さて、そうした厳しさが
いつまでも続く歯科業界ですが、
「じゃあどうすればいいの?」
というのが皆さんの悩みだと思います。
スバリその答えは
「生きた医院」
であり続けること。
実は、医院が
「生きている」か、「死んでいるか」は
たったの1分で分かります!
今日は少し長くなりましたので、
その答えは、また次回に詳しく解説したいと思います。
ではまた!
2019年7月2日 17時03分この記事が面白かったら「Good!」