※こちらの記事は「動画」の一部を記事化したものです。
よろしければ「熱さ・臨場感」がある鶴岡の動画講義を、
ぜひご覧くださいませ!
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さて今回は、
ベルトコンベアのスタート地点となる
「歯周病検査」の説明方法をご紹介します。
ベルトコンベアのスタート地点となる
「歯周病検査」の説明方法をご紹介します。
かかる時間はわずか3分。
そして、
このプレゼンを受けた患者さんの多くが
このプレゼンを受けた患者さんの多くが
「検査結果が早く知りたい!!!」
という気持ちになります。
やることは簡単。
資料を見せながら説明する。
そして
「ある一言」
を検査直前に伝えるだけ!
新人DHでも確実にできる方法ですので
ぜひ実践してみてください。
ぜひ実践してみてください。
さて、
検査に当たり
一番やってはいけない説明があります。
検査に当たり
一番やってはいけない説明があります。
「これから歯周ポケットの深さを測りますね…」
一見、
検査内容を伝えているので
問題ないように思えます。
検査内容を伝えているので
問題ないように思えます。
しかし!!
ここで重大な前提を
忘れてはいけません。
忘れてはいけません。
それは
Pが主訴でない限り
Pが主訴でない限り
患者さんは
歯周病には全く関心がない
ということ。
そう、興味がないのに
「ポケットの深さを測る」
と言われても、
まったくピンと来ないのです。
「ポケットの深さを測る」
と言われても、
まったくピンと来ないのです。
そこでまず
最優先でやらなくてはいけないのが、
最優先でやらなくてはいけないのが、
「もしも歯周病だったら嫌だな」
と思ってもらうこと。
そのために、
2つのポイントを活用して
歯周病への興味を掻き立てます
2つのポイントを活用して
歯周病への興味を掻き立てます
興味をもたせるポイントその1
~想像力をサポートする~
「歯周病は、歯槽骨が溶けて歯が抜ける病気」
であることは、
前回ご紹介した「罹患宣告」で
ドクターから説明されています。
しかし!
百聞は一見にしかず、
ということわざがあるように
ということわざがあるように
人は「言葉」だけではその恐ろしさを
正しく感じることができません。
正しく感じることができません。
そこで、資料を使って
こんな写真を見てもらいます。
こんな写真を見てもらいます。

そう、
歯周病で歯を失うというのは
こうなってしまうことである
こうなってしまうことである
という現実を
しっかり目の当たりにしてもらうのです。
しっかり目の当たりにしてもらうのです。
これによって多くの患者さんが
「このようにはなりたくない…」
すなわち、
歯周病は怖い病気だと
強く認識するようになるのです。
興味をもたせるポイントその2
~意外性を強調する~
人は「新しい発見」に対して
深く興味を示します。
深く興味を示します。
多くの方がスマホを使って
ニュースや新しい情報を求めるのも
人間のこうした性質が深く関わっています。
ニュースや新しい情報を求めるのも
人間のこうした性質が深く関わっています。
そこで次のような、
患者さんが知らないであろう
驚きの事実を3連発で伝えることで
さらに深く興味を持ってもらいます。
患者さんが知らないであろう
驚きの事実を3連発で伝えることで
さらに深く興味を持ってもらいます。
患者さんが知らない事実1
歯が抜ける原因のNo.1は「歯周病」である
歯が抜ける原因のNo.1は「歯周病」である

むし歯がNO.1だと
思っている患者さんが多いので
その事実を覆します。
思っている患者さんが多いので
その事実を覆します。
患者さんが知らない事実2
自覚症状が少ない病気である
自覚症状が少ない病気である
罹患宣告の際に
「自覚症状」が少ないこと
を伝えていますが
これをイメージでしっかり伝えます。
「自覚症状」が少ないこと
を伝えていますが
これをイメージでしっかり伝えます。
一見健康そうにみえても
歯周病かどうかは
歯周病かどうかは
自分では判断がつかないことを
わかってもらいます。
わかってもらいます。

患者さんが知らない事実3
全身疾患と深い関係がある
全身疾患と深い関係がある

もはや言うまでもなく
脳卒中を始めとする
生死に関わる病気との関係を
知ってもらいます。
脳卒中を始めとする
生死に関わる病気との関係を
知ってもらいます。
こうして興味が深くなると、
自然とこう思うようになります。
自然とこう思うようになります。
「自分も歯周病だったらどうしよう…」
こう感じてもらえたら
ゴールはすぐそこ。
ゴールはすぐそこ。
ここで
歯周病かどうか判断するための
「検査」の話をするのです!
歯周病かどうか判断するための
「検査」の話をするのです!
そこで、
資料の下記の部分を説明し、
資料の下記の部分を説明し、
歯周ポケットの深さ=歯周病進行度合い
であることを
理解してもらいます。
理解してもらいます。

そして極めつけの一言!

このように、
検査の際には
数値を読み上げながら記録すること
を伝え、
検査の際には
数値を読み上げながら記録すること
を伝え、
さらに
「4mm以上は
歯周病が進行しているところなので
注意して聞いていてくださいね」
歯周病が進行しているところなので
注意して聞いていてくださいね」
と宣言してから
検査をスタート!
すると、患者さんは
読み上げる数値に全集中して
検査を受けてくれるようになります。
読み上げる数値に全集中して
検査を受けてくれるようになります。
さらに!
当然のことながら
「検査結果を知りたい!」
という気持ちも高まりますので、
次回も確実に来院してくれる
「検査結果を知りたい!」
という気持ちも高まりますので、
次回も確実に来院してくれる
ようになります。
少々長くなりましたが、
やるべきことは簡単です。
やるべきことは簡単です。
資料を見せながら
読み上げるだけ。
読み上げるだけ。
所要時間は3分ぐらいです。
たったこれだけで
患者さんの歯周病に対する意識が
大きく変わりますので、
ぜひ実践してみてください。
患者さんの歯周病に対する意識が
大きく変わりますので、
ぜひ実践してみてください。
なお、
こうした説明資料を
1冊の冊子にまとめた
『歯周病プレゼンテーションキット』を
ご用意しています。
こうした説明資料を
1冊の冊子にまとめた
『歯周病プレゼンテーションキット』を
ご用意しています。
セミナーにご参加いただいた方には
1冊無料進呈。
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また、
弊社のオンラインストアからもお求めいただけますので
よろしければぜひご活用ください。
オンラインストアでのご注文はコチラから↓
https://cranehill.shop/products/detail/45
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次回は
確実にP処置が受けたくなる
「検査結果の報告」
確実にP処置が受けたくなる
「検査結果の報告」
についてご紹介します。
ぜひご期待ください!
ぜひご期待ください!
2023年6月16日 17時26分