皆さんもすでにご存知の通り、
残念ながら、
治療が上手だから!
といって、
必ずしも経営がうまくいく
わけではありません。
実は、繁盛している医院には、
必ず共通していることがあります
それは
説明をしっかりしている!
ということ。
とはいえ、
なんでもかんでも
ただ単に説明すればいい
というわけではありません。
重要なのは
その説明によって
患者さんの感情が動くこと!
「それはまずい!」
「教えてくれて助かった!」
と、患者さんに
新たな発見や驚きを感じて
もらうことが重要です。
人は
「自分の知らなかったこと」
を教えてくれる人に
「プロフェッショナリズム」
を感じます。
ましてや、それが
「自分自身のこと」
であればなおさら!
そう、これを繰り返せば
確実に信頼関係を
築くことができるのです。
では、どうすれば
患者さんの感情が動く
説明ができるようになるのか?
実は、そのために
改めてすごい話題を
見つけ出す必要はありません。
これまでと同じ内容を
ほんの少し工夫して
伝えるだけでよいのです。
たとえば、
患者さんに歯周病による
全身疾患のリスク(心臓病)を伝えるとします。
どちらのほうが
患者さんは切実に感じるでしょうか
圧倒的に2番目ですね。
言っていることは
まったく同じですが
主語を個人に変えただけで
確実に切実さが増します。
前者はただの一般論を
言っているように聞こえるのに対し、
後者は「○○さんの場合」
と前置きされることで、
「え?自分だけ特別に
何かあるんだろうか…」
と、強い関心をもって話を聞いてくれるのです。
実際に患者さんの「固有の状態」と
関連付けて説明ができれば、
さらに効果は高まります。
例えばこんな感じです。
↓
↓
↓
このように、一般論であっても
できるだけ患者さん固有の話を
付け加えてあげるだけで、
患者さんにとっては
非常に価値のある情報に変わります。
というわけで、今回のまとめ。
何があっても、説明の際には
「○○さんの場合…」
という枕詞からはじめてしまうこと!
そうすれば、
自動的に患者さん固有の話になり、
確実に関心を高めることができます。
しかも、名前をしっかり
呼ぶことで親近感アップの効果も!
ぜひお試しあれ!
2019年5月15日 14時15分
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