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今すぐP治療を受けたくなる検査結果説明~ベルトコンベア②結果報告~

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※こちらの記事は「動画」の一部を記事化したものです。

 

よろしければ「熱さ・臨場感」がある鶴岡の動画講義を、
ぜひご覧くださいませ!


動画はコチラから!

 

今回は、歯周病の

「検査結果の説明」の極意

をご紹介しようと思います。
 
 
 
 
まずそもそもですが、

検査結果の説明の目的について

考えたことはありますか?
 
 
 
「患者さんに歯周病の状態を知ってもらうこと」
 
 
うーん、
近いけど違います。
 
 
 
検査結果を説明する
最大の目的は
 
 
 
患者さんに
 
「歯周病の治療をしないとまずいかも」
と感じさせること
 
 
です。
 
 
 

Pが「主訴」であれば
本人が治療をしてほしい
思っているわけですから
そこまで説明に
気を遣う必要はありません。
 


 
 
しかし!


 
 
 
歯周病予防の成功の鍵は




Pが主訴じゃない患者さんにも
確実にメンテに応じてもらうこと。

 
 

 
そのためには、
当然のことながら、
基本治療をしっかりと最後まで
受けてもらわなければなりません。
 
 
 
 
 
決して忘れてはならないのは
 
「患者さんはそもそもPには興味がない」
 
ということ。
 
 
 
 
 
つまり、検査説明の段階で
しっかり治療へのモチベーションを
上げておかないと、
どんどん途中離脱してしまうのです。
 
 
 
 
 
では、
その極意である
3大重要ポイント
ご紹介したいと思います。
 
 
 
 

ポイント1:結論から言う

 
 
 
 
 
繰り返しますが
患者さんは
Pに興味がありません。
 
 
 
 
 
ですから、
突然ポケットの深さなどを
説明してもピンとこず、
何も患者さんの頭に残りません。
 
 
 
 
そこで、まず最初にすべきことは
 
 
 
 
 
「あなたは中等度の歯周病です!」

 
 
 
といったように、
 
 
 
 
 
「歯周病の進行度合い」を
はっきり説明すること
 
 
 
 
 
 
つまり、

罹患してしまっている現実を
ストレートに伝え、

一気に興味を湧かせるのです。
 
 
 
 
 
 

ポイント2:「骨」で説明する

 
 
 
 
 
歯周病の症状といえば

 
 
 
●歯茎の腫れ
●出血
●ポケットの深化
 
 
 
といったものがありますが、
 

患者さんにこれらを
説明したところで

 
将来的に歯が抜ける

という事実と
イメージが直接紐づきません
 
 
 
 
そして何より



「出血してますね~」
「ポケット深いですね~」


と言われたところで


怖くもなんともない!
 
 


では、
どう説明すれば
患者さんはリスクを感じてくれるのか。
 
 


 
やり方は簡単です。

 
 
 
 
説明をする上で



「歯槽骨の状態」



と関連させること。
 
 
 
 
 
 
 
患者さんは
 
 
 
「すでに骨が溶けている」

 
あるいは


「このままでは確実に骨が溶ける」
 


と言われると、確実に
 
 

「恐怖」を感じるとともに
「歯が抜けてしまうという将来」も想像できる

 
 
ようになります。
 
 
 
 
 
 
そして、
実践方法もいたって簡単。

 
 
 
すでに
資料を準備してありますので、
4つの進行度
(歯肉炎・軽度・中等度・重度)
に合わせて
プリントアウトして
見せて読むだけ。
 
 

 
 
 
経験の浅いDHやDAでも
すぐにできるので
ぜひご活用ください。
 
 
 
 

ポイント3:まず見方を説明する

 
 
 
 
 
歯周病の恐怖を感じ
興味をもってもらったところで
いよいよ詳細な検査結果を説明します。
 
 
 
 
 
このとき大事なのは
まず初めに
 
 
 
「検査結果の見方」
をしっかり説明すること。
 
 
 
 
 
 
結果の見方を
口頭でさらりと
説明して終わってしまう
パターンが大半ですが、
はっきりってそれでは
80%以上の患者さんが
事態の深刻さを理解できません。
 
 
 
 
 
 
重要なのは
検査結果のサンプルを見せながら
検査資料の見方や目的を
しっかり説明すること。
 
 
 
 
 
こちらも下記の資料を使えば
1分程度で済んでしまうので
ぜひ実践してください。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
なお、
こうした説明資料を
1冊の冊子にまとめた
『歯周病プレゼンテーションキット』
もご用意しています。
 


 
 
 
開催中のセミナーにご参加または
DVDをご購入いただいた方には

1冊無料進呈。
 
 
 
また、弊社のオンラインストアからも
お求めいただけますので

よろしければぜひご活用ください。
 
オンラインストアでのご注文はコチラから↓
https://cranehill.shop/products/detail/45
 
 
 
 
 
 
 
 
さて次回からは
いよいよ治療に入ります。
 
 
スケーリングの前に
まず重要になるのが「TBI」
 
 
 
 
TBIの目的を
 

「ブラッシング方法を指導すること」
 

だと思っている方が
多くいますが
 

実はこれは大きな間違いです。
 
 
 
 
 
TBIの真の目的とはなにか?
 
 
そして、


患者さんとの信頼関係を築く
貴重なきっかけとなる、

「本物のTBI」


について解説します。
 
 
ぜひお楽しみに!
 
 
 
 
 2023年7月10日 17時47分

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