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えっ!こんなに使えるの!?知らなきゃ損する歯科のAI活用法

歯科でのAI活用は難しそう…と思っている方にこそ読んでほしい内容です。文章作成や論文の要約、ミーティング内容の整理まで、AIは誰でも手軽に使える強力なサポートツール。活用すれば、日々の業務がぐっと効率化します。

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Written by
中島 貢






「AIってよく聞くけど、歯科じゃ使えるとこないよなぁ・・・」




もしそう思っているなら



これほどもったいないことはありません!






使い方を知ってさえいれば

今までの面倒が一瞬で片付いてしまう。




そんなスーパーツールがAIなのです!





しかも!



特別な勉強など一切不要。

誰でもすぐに使えます!






今回は歯科でのAI活用シーン

ご紹介しますので

気になったらぜひお試しください!










 

紹介状の添え状など、面倒な文章作成が一瞬!





「文章書くの苦手なんだよね・・・」


そんな先生でもAIに頼めば


一瞬で素晴らしい文章が作れます。






たとえば、

紹介状の添え状。




「どこかに文章例がないかな・・・」

とネット上を探したりしますが、


AIに頼めばわずか5秒で終わります。





やり方は簡単。




たとえば



「重度の歯周病で糖尿病の疑いがあるから内科に紹介したい。」



そんなときは

AIに対してそのまま指示をするだけ。



 

重度の歯周病で糖尿病の疑いがある患者さんを○○内科に紹介したい。紹介状の添え状を作ってほしい。





すると、

こんな文章を瞬時に作ってくれます。



 

拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
いつも大変お世話になっております。
 
このたび、当院に通院されている患者様について、ご紹介申し上げます。
 
同患者様は重度の歯周病を患っており、歯科治療の一環として全身的な健康状態を確認したところ、糖尿病の疑いが強く認められました。歯周病と糖尿病には相互関係があることが知られており、当院としてはまず糖尿病の適切な診断および治療を優先することが望ましいと判断いたしました。
 
つきましては、貴院におかれまして糖尿病の精査および必要な治療をご検討いただきたく、紹介状を同封いたします。患者様の健康管理において、歯周病治療と並行して糖尿病の管理を行うことが有益であると考えております。
 
お忙しいところ恐縮ですが、ご高診のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
 
敬具
 
令和○年○月○日
 
○○歯科医院
院長 □□□□
 




さらに患者さんの詳しい状態などをいれれば、

より丁寧で具体的な添え状ができちゃいます。





もちろん、

添え状に限らず、文章ならなんでもOK!

たとえばこんな使い方も!




・各種保険制度で定められた掲示物の作成

・時候の挨拶を含んだお知らせの作成

・患者さんごとの事情を加味した案内作成

・クレームやトラブルへの対処文章

・求人の医院紹介文やスタッフコメントの作成





などなど、

文章制作はAIの得意分野なので

どんどん任せちゃいましょう。





※具体的なAIの利用方法は記事の最後にご紹介します!








 

読むのが面倒な海外論文も一瞬で要約!





「どうしても知りたいことがあって

海外の論文を読みたい!」





しかし、



長さが何十ページもあって



しかも



難解な専門用語や表現に邪魔をされ

なかなか理解が進まない。






そんなときも

AIを使えば


たったの数秒で
翻訳と要約



までしてくれます。







たとえば、

「遺伝性歯科疾患」について論文が読みたい!




そうして見つけたレポートがこちら。




Dental Management of Genetic Dental Disorders: A Critical Review

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11909777/





英語で10ページ以上あり

目を通すにはそれなりの時間が必要です。






そこで論文のURLをAIに指示して


 

日本語で要点を出して



とお願いするだけ!






10,000文字以上の内容が

10分の1程度に

わずか5秒で凝縮されます!



 

 
1.遺伝性歯科疾患の概要
・GDDs は単独で発症する場合もあれば、症候群の一部として現れることもある。
・歯の形態・サイズ・構造の異常や多くの歯の欠損が見られ、機能障害や生活の質の低下を引き起こす。
・虫歯や歯周病の管理については豊富な研究があるが、GDDs の管理に関する科学的データは乏しい。
 
2.研究方法
・GDDs の代表的な疾患(外胚葉形成不全、エナメル質形成不全、象牙質形成不全、稀な全身疾患に伴う歯周病、X連鎖性低リン血症、低ホスファターゼ症)を対象に、9,115本の論文をレビューし、468本が選定された。
・ほとんどがケースレポートやケースシリーズであり、厳密な臨床試験は少ない。
 
3.遺伝的背景と臨床症状
・400種類以上のGDDs が知られており、その約79%は遺伝的変異が特定されている。
・例: 外胚葉形成不全(EDA, EDAR 変異)、エナメル質形成不全(FAM83H, MMP20 変異)、象牙質形成不全(DSPP 変異)。
・症状は歯の欠損、形態異常、早期の歯の喪失など多岐にわたる。
 
4.治療と管理
・予防的、保存的、補綴的なアプローチが必要で、個々の患者に応じた生涯にわたる管理が求められる。
・例:小児: ステンレスクラウン、直接修復、取り外し式義歯
・成人: インプラント、固定式義歯、フルマウスリハビリテーション
・一部の疾患(低ホスファターゼ症など)では酵素補充療法が有効な場合もある。
 
5.課題と知識のギャップ
・GDDs の管理に関する臨床試験が少なく、エビデンスが不足している。
・遺伝的診断が臨床の現場で十分に活用されていない。
・グローバルな研究の不均衡(ヨーロッパとアジアでの研究が多く、アフリカや南米では少ない)。
・高額な治療費が患者の負担となり、適切な治療が受けられないケースも多い。
 
6.結論
・ケースレポートの質を向上させ、長期的なフォローアップを記録することが重要。
・遺伝的診断の標準化、治療データの統合、臨床試験の拡充が求められる。
・経済的な側面も考慮し、GDDs の患者が公平に治療を受けられる体制を整備すべき。
 





もっと詳しく知りたい時は

 

研究結果を詳しく

 

と指示するだけ!




下記のように細かい内容がわかります。



 

1.研究結果
 
(1) 文献の内訳
症例報告 (Case Reports, CR): 429本 (91.7%)
ケースシリーズ (Case Series, CS): 17本 (3.6%)
臨床試験 (Clinical Trials, CT): 15本 (3.2%)
そのうち 14本はエナメル質形成不全(AI) に関するもの
他の疾患の臨床試験はほとんど存在しない
 
(2) 主要な治療方法
治療方法 ED AI DI RSD XLH HPP
ステンレスクラウン 7 46 28 - 2 1
直接修復 15 47 19 - 8 2
間接修復 - 232 25 - - 1
義歯(取り外し式) 68 - 8 - 3 5
義歯(固定式) 9 - 7 - 1 -
インプラント 44 - - 109 3 2
 
2. 課題と制約
 
(1) 研究の限界
症例報告が圧倒的に多い
高品質のエビデンス(RCTなど)はほぼ存在しない
研究の地域的偏り
ヨーロッパ (204本), アジア (147本) に集中
南米 (44本), アフリカ (10本), オーストラリア (8本) では極端に少ない
遺伝的診断の報告が不十分
ほとんどの論文で遺伝子変異の情報が含まれていない
長期フォローアップの欠如
治療の長期的な成功率が不明
 
(2) 今後の研究の方向性
臨床試験の増加
GDDs の管理におけるエビデンスの確立が急務
遺伝的診断の普及
遺伝子解析を標準的な診断に導入すべき
国際的なデータ共有
治療データを統合し、世界的なデータバンクを構築
 





さらに!


書籍やテキストだけでなく


動画もOK!




日本の動画でも海外の動画でも

あっという間に

要約を文章で作ってくれます!







 

ミーティング内容の共有も簡単!





ミーティングでの決め事は

全員で共有しないと意味がありません。




しかし、

参加していないスタッフに


内容を正確に伝えるのは

意外に面倒な作業。






そんなときもAIを使えば



①ミーティングでしゃべった内容を自動的に文字起こしして



さらに!



②瞬時に要点だけまとめてくれる!



のです。





たとえば、

長い時間に及ぶミーティング内容でも

こんなふうに要約してくれます。






 

1.患者満足度向上について

・患者アンケートで「待ち時間が長い」という声が多かったため、予約枠を再検討する。

・治療終了時に次回の治療内容を明確に伝えることで、患者の不安軽減を図る。

 

2.院内の清掃と感染対策の強化

・受付担当が午前と午後に一度ずつ清掃チェックリストを確認し、記録を残すことを決定。

・感染対策用品の在庫管理を毎週月曜日に行うことを●が担当。

 

3.新しい予約システム導入の検討

・現在の予約システムの利便性向上のため、オンライン予約ができる新システム導入を検討。

・●が次回までに候補システムを調査し報告する。

 

4.スタッフのスキルアップ研修

・次回の外部研修として、接遇マナーおよび歯周病治療に関するセミナーにスタッフ全員で参加。

・院内勉強会を月1回実施することを決定。次回は〇〇が「歯周病ケア」をテーマに担当。







あとはこれをスタッフに

メールなどで共有するだけ。




何度も同じ説明をする必要もなければ

言った言わない!

というトラブルも避けられます。







このようにAIは使い方さえ知っていれば

院内で活用できるシーンがたくさんあります。





この他にも


「近隣医院の求人情報の比較をエクセルで出力」

「医院の業績を読み込ませて経営のアドバイスをもらう」

「資料作成時のエビデンスの調査」





などなど

考えればきりがないほど

多くの使い道があります。






そう、本当に


使わないともったいない!

のがAIなのです。







詳しい使い方については

記事の最後に参考になるウェブサイトを

補足資料としてまとめてありますので

ぜひご確認ください。






また、4月から始まる

「次世代成功ノウハウ 完全公開セミナー」では

特別資料として

【歯科のためのAI活用マニュアル】



をプレゼントいたします。



これ一冊で基本的な使い方から実践ノウハウまで、

歯科に必要なAI活用術がすべてわかるようになっていますので

ご興味のある先生はぜひセミナーにご参加いただければ幸いです。




詳しくはこちらから



https://www.cranehill.net/seminar/2025_new/









~補足資料:AIの利用方法に関する参考サイト(他社サイトになります)~



【論文を要約する方法】

https://jp.imyfone.com/ai-tools/website-summarize-papers-with-ai/




【動画を要約する方法】

https://rimo.app/blogs/youtube-summary



【メール返信の方法】

https://promo.digital.ricoh.com/chatbot/column/detail210/




【自動文字起こしの方法】

https://www.smartshoki.com/blog/mojiokosi/howto-googlemeet-transcription/



【テキストデータを要約する方法】

https://rimo.app/blogs/chatgpt-gijiroku


 

GOOD


2025年3月21日 16時30分

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