

さて前回の最後に、DHアポの数字を分析してみると、最もキャンセル率が低いのも、逆にもっとも高いのもDHアポだという話をしました。つまり、「キャンセル率はスタッフと患者さんとの信頼関係によって変わる」ということ。そこで、今回はこの事実をヒントにしたキャンセル防止策からお伝えしていきたいと思います。
その方法とは「病院の予約」ではなく「人と人との約束」にすること。
患者さんが予約をキャンセルしやすいのは、それが相手が「病院」だからです。「病院」という施設に「感情」はありませんから、罪悪感もなく簡単にキャンセルできてしまうのです。
そこで効果的なのが、「キャンセルしちゃおうかな…」と思った時に、「病院」ではなく「人」を思い出させること。そうすれば、「予約」は「約束」になり、罪悪感もあってキャンセルがしにくくなります。
では、どうすれば「人」を思い出してくれるか?
答えは簡単です。初診時など来院の初期段階で「予約(約束)は守ってね」とスタッフが直接患者さんにお願いをするのです。
でも、ただ一方的にお願いするだけでは角が立ちます。そこで、角を立てずに自然とお願い出来る方法について、過去に詳しく書いた記事がありますので、。無料ですぐお使いいただけるDLツールもありますので、まだ読んでいない方は是非ご覧下さい。
http://dentaloupe.jp/posiden/tool/cancel/246/
2015年9月9日 15時01分