デンタルーペ ランキングの評価基準について
ランキングの評価基準について
お口の将来に関わる「治療の違いを説明しているか」

歯科医院での治療といえば、「つめもの」や「かぶせもの」、あるいは「入れ歯」の製作などをイメージされるかと思います。これらは専門用語で「補綴物(ほてつぶつ)」と呼ばれますが、実はこの補綴物が、使用される素材、製作方法などの違いで、何十種類も存在することは一般的にはほとんど知られていません。

これらの違いは、見た目の美しさだけでなく、耐久性・機能性・アレルギーに対する安全性・二次むし歯のリスクなど、皆さんのお口の健康に大きく影響します。しかしながら、そうした治療方法による違いをしっかり説明している医院は、残念ながら決して多くないのが現状です。

では、なぜ歯科医院は治療方法の違いを説明しないのでしょうか?その答えは、そこに「保険診療」という大きな壁があるからです。

一般に歯科以外の街のお医者さんで、保険の使えない「自由診療」を勧められることはほとんどありません。なぜなら、保険診療の範囲内で必要にして十分な治療ができるからに他なりません。

そのため、多くの患者さんは、歯科で保険以外の治療の選択肢=「自由診療」を説明されると「なんで高い治療をすすめるんだろう」と疑問を持つことになります。よって、多くの歯科は、それが医院の悪評につながるのではないかと恐れ、だんだん口をつぐんでいくようになります。その結果、本当はたくさんの選択肢があるにもかかわらず、選択の余地の無い「保険診療」を一切の説明なしに行っているのです。

しかしながら、「保険診療」が最高の治療でないことは明らかです。現に、保険診療 で使われる銀色の金属(金銀パラジウム合金)は、何十年も前に採用されたもので、今でも同じように使われています。もちろんその間、歯科の技術は大きく向 上し、もっと良いものがたくさん生まれているにもかかわらず、予算などの関係で、一切認められていないのが現実なのです。(もともと「金銀パラジウム合 金」も予算不足のため「金」の代用金属として保険採用されたものです)

それでも皆さんは「自由診療を説明するのはただの儲け主義だ」と思いますか?もち ろん、そうした医院があることは否定はしません。ただ、自由診療を説明している多くの歯科医師は、決して儲け主義で説明しているのではなく、皆さんに嫌わ れるリスクを覚悟しながらも、それでも医師の立場として純粋に治療の選択肢を説明している=つまり、インフォームドコンセントの責任を果たしているという ことを分かっていただきたいのです。

デンタルーペでは、こうした「治療の選択肢」を知ることは、患者さんにとって当然の権利であり、医院にとっては義務であると考えています。もちろん経済的な理由で保険診療以外の選択をするのが難しい方もいらっしゃると思います。しかし、それでも、医療機関は治療による結果に違いがある以上、経済的な違いは度外視して、専門家の立場で中立的に説明だけはすべきであり、それができる歯科こそ「患者さんのことを真剣に考えている医院」だと考えています。

そこで、デンタルーペでは「治療説明のカウンセリングを行っている」および「治療の説明でその違いや費用を明記したメニュー表に相当する資料を用いている」医院に、「説明スター」を付与します。また、3種類ある「スター」(その他は下記参照)は数ある評価項目のなかでも大きなウェイトを占めるものですので、皆さんもぜひ医院選びの参考にしてください。

なお、患者さんに嫌われることを懸念する歯科医院向けに、それを解消するための方法を記載したレポートをご用意していますので、歯科の方はぜひお読み下さい。(詳しくはコチラから

本気で予防歯科を推進しているか

最近ではむし歯や歯周病の「予防」を希望する患者さんが多くなり、テレビCMでもさまざまな歯みがき粉・歯ブラシ・洗口剤が宣伝されています。しかし、実際の歯科医院の実態を見てみると、「予防」に対するニーズやその必要性を分かってはいるものの、しっかり「予防」を行ってる医院とそうでない医院の差が年々大きくなっています。

では、なぜそうしたニーズがあるにも関わらず、多くの歯科医院が予防に積極的でないのでしょうか?

実は、その最大の理由は「予防」の採算性にあります。

まず、本格的に医院が予防を行うには、人材が必要になります。お口の中のケアを行うには「歯科衛生士」と呼ばれる国家資格を有するスタッフが必要になりますが、この「歯科衛生士」が慢性的に不足しており、年々給与が上がっている実態があります。

その一方で、そもそも「予防」は一般的なむし歯などの治療と比べて、治療費が安価であるという問題もあります。つまり、「予防」を本気で推進するには、高い給与で多くのスタッフを抱えなければならず、一方で、それに見合った収入を得られないかもしれないというリスクを背負う必要があるのです。

実際、「予防」を一生懸命推進した結果、患者さんは増えたものの売上はほんの少ししか上がらず、スタッフへの給与支払が増えてしまったため、経営危機に陥ってしまうケースも少なくありません。

しかし、そうしたリスクがあるにもかかわらず、真剣に「予防」に取り組んでいる医院があります。このような医院の院長に、「なぜそれでも予防を行うのか?」とたずねると、答えは次の2つのどちらかであることがほとんどです。

「予防をせず、ただ痛くなったときだけ診るというのは、歯科として正しくない」
「自分の診た患者さんが、来るたびに状態が悪くなっていくのをみるのがつらい」


このように、予防を推進する歯科の多くは、 採算がどうかよりも、歯科医師としての理念・理想を明確に持ち、それを実現したいと考えている医院がほとんどです。そして、こうした医院が患者さんにとっていい病院であることは、いうまでもありません。

そこで、デンタルーペでは「予防」を推進している医院を積極的に評価し「予防スター」という形で表現しています。また、「予防歯科」を標榜していても実態 が伴わないケースもあることから、「予防スター」を認定するにあたっては、実際の院内での状況などを踏まえた、客観的な基準を採用しています。

情報開示に積極的か

インターネットの普及など、様々な情報が増えているなかで、当然のことながら医療機関の情報開示の流れも加速しつつあります。デンタルーペではそうした皆さんのニーズにこたえるため、従来の歯科検索サイトにはない、非常に細かな情報を掲載しています。

その項目数は、「対応可能な治療内容」について19種。カウンセリングなどの「コミュニケーション」に関する項目16種。院内の「設備」について27種。利便性や快適さなどの「ホスピタリィ」について23種。合計で85種におよびます。

デンタルーペでは、全国の歯科医院にこうした情報の提供をお願いしています。

こうした情報開示にご協力いただける医院は、単に情報提供だけでなく、これまでご説明した「説明スター」や「予防スター」といったデンタルーペのコンセプ トにもご理解いただいている医院です。そこで、デンタルーペに各種情報提供をいただいている医院については「情報スター」を付与して評価しています。

コミュニケーションを大切にしているか

「説明スター」「予防スター」は良い歯科医院を見極めるためにとても大切な情報ではありますが、それらはすべて患者さんとの相互理解、すなわち医療上のコミュニケーションがあってこそはじめて意味をなすものです。

医院がどんなにすばらしい理想を掲げていても、患者さんが自分の不安や希望を伝えられなかったり、自分の口腔内の状態について理解できなかったり、あるいは予防が自分にとってどれだけ重要なのか教えてもらわなければ、すべてはただの「絵に描いた餅」になってしまいます。

そこで、デンタルーペが3つの「スター」に次いで重要視しているのが、医院の「コミュニケーション」項目です。

各医院の情報画面には「コミュニケーション」について16種類の項目が用意されています。これらは医院が患者さんへの理解を促したり、患者さんとの信頼関 係を構築するために必要なものです。より良い治療のために絶対欠かせないものであり、「患者さん」を思う医院であれば、積極的に力をいれているはずの項目 ばかりですので、デンタルーペではこちらの項目も評価対象としています。

直筆の患者さんの声とネットでの評価

さらにデンタルーペでは、各医院での取り組みだけでなく、患者さんの意見も積極的に医院評価に反映させていきます。

デンタルーペでは、各医院が患者さんの評価を直接的に得られるよう、院内での「患者様アンケート」の実施を推奨しています。そこで得られた情報を患者さん直筆のままデンタルーペ上でご紹介し、皆さんの参考にしていただきます。

※現在、アンケート掲載サービスを停止しております。申し訳ございません。

また、デンタルーペ上でも皆さんによる「匿名評価」ができるようになっています。評価内容は一般公開はされませんが、評価の対象となった医院だけは、その評価内容を知ることができるようになっています。良い声はもちろん、悪い点についてもご指摘いただき、各医院の改善に役立てていただければと考えています。

また、こうした皆さんの声もまた、デンタルーペ評価に影響する仕組みになっていますので、ぜひご協力をお願いいたします。

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