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慰謝料の請求も…。再確認!それもパワハラです!

すでにしっかり世間にも定着した言葉、「パワーハラスメント」。ただ、言葉も意味も知っているのに、いまだに平然とパワハラが横行している医院もあります。最悪の場合、慰謝料請求なんてことも…。再度確認しておきましょう!

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Written by
鶴岡 克人

 

一時、ブーム的な言葉となり、マスコミに取り上げられることも多かった「パワ-ハラスメント(パワハラ)」。すっかり世間に認知されたせいか、最近は大きく取り上げられることが少なくなりました。
 

歯科医師、医院の経営者という立場上、時にはスタッフに厳しく接することも必要な先生方。でも、その言葉や態度がスタッフにとっては「パワハラ」になることもあります
 

院長の「パワハラ」は最低です。パワハラが常態化している医院では、スタッフは「怒られない」ことを優先に働くようになります。すると、そういう態度にまた「やる気が無い」「気が利かない」と、さらに激しいパワハラを繰り返す。まさに悪循環です。
 

誰にも他人に苦痛を与える資格はありません。
医者である前に、人間として「普通」であってください。
 
 
 

そもそもパワハラってどんなこと…?

「職場のパワーハラスメント」とは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
(厚生労働省HPより)
 


Copyright © 2013 Ministry of Health, Labour and Welfare,
 

殴る、蹴る、突き飛ばす、といった身体的な暴力。
 
 


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過去のミスをいつまでも指摘される。「解雇」をにおわせる発言を繰り返す。
「君、この仕事向いてないよ」などと退職を促すような発言。大勢の前で叱責する。
 
 


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いつもその人だけ別の部屋での作業を割り当てられる、休憩時間をずらしてとるよう言われる。存在しないかのように扱う(仕事をふらない、返事をしない…)等。
 
 


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知識・経験上、無理なのに一人でやれと言われる。終業間際に「明日までにやっておいて」と処理しきれないほどの業務を与えられる。特に緊急を要していないのに、休日に業務上の連絡をしたり、休日出勤をさせる。
 
 


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経験豊富な歯科衛生士に清掃業務やカルテ整理ばかりやらせる。院長が勤務医に正当な理由なく患者を任せない。信用できないと言う。
 
 


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本人が嫌がっているのに交際相手はいるのか、結婚・子どもはまだなのかなどと言う。持病について必要以上に聞く・勝手に周囲に吹聴する。
 
 
 

実際にあった「パワハラ事例」

では、歯科医院・医療機関でのパワハラ事例をご紹介しましょう。

ケース1:パワハラは患者さんにとってもすごく不快

http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00048276.html

患者さんの前でのパワハラ。「悪いのはスタッフだろ!」。
違います、悪いのは院長です。いかなる理由があっても患者さんの前で叱ることは許されません。しかもミスをスタッフの責任にするなんてもってのほか。医院の責任者としてカッコ悪いこと極まりないです。
 
  

ケース2:院長の奥さんがパートの衛生士いじめ

http://wakoko.exblog.jp/17155517/

院長の妻から嫌がらせを受けている、パートの歯科衛生士。
業務も取り上げられ、医院に一人しかいなかったこの衛生士はついに退職。
 
  

ケース3:うつ病…慰謝料にまで発展

http://www.futokaiko.jp/case/06.php

院長の理不尽な対応。
暗に退職まで勧められ、ついには「うつ状態」、慰謝料請求まで発展。
 
 

ケース4:先輩から後輩へのいびり

http://morahara.com/text/whatpawahara.html

威張り散らす男性の先輩ドクター。
女性ということでいびりの標的となり、仕事もままならなくなってしまいました。
 
 
 

こんなこともパワハラです!ご注意を!

また、先生ご本人は「パワハラ」の意識はなく、気付かないうちにパワハラをしてしまっていることがあります。たとえばこんなケースです。
 

  • 院長が特定のスタッフに甘い。
    (遅刻・さぼりを注意しない。そのスタッフはOKだが、他のスタッフが同じことをするとNG。)
     
  • 院長が特定のスタッフにばかり仕事をふる
    (たとえ無意識の行為でも、周囲のスタッフは「私たちは無視されている」と感じます。)
     
  • 医院の玄関にある植木鉢。始業時間より30分早く出勤して手入れをするように命じられる。
    (強制労働)
     
  • 院長の「今日、飲みに行こうよ!」がやたらと多い。
     
  • 無資格者にやらせてはいけない医療行為をさせる。上司から言われたことをスタッフ側はなかなか断れないものです。
    (ドクターの仕事を衛生士に、衛生士の仕事を助手に…等。こんなことは論外です。)

また、院長は、自分からスタッフへはもちろん、中間管理職(主任など)から一般スタッフにパワハラがないか注意する必要があります。
 
 
 

最後に…自分自身を振り返る!

医院への不信感・貴重なスタッフの退職・慰謝料の請求・若手ドクターの自信喪失…と、「パワハラ」によってその医院が良い方向に向かうということはありません。さらにいうと、このようなことが起きていることを患者さんは敏感に感じ取りますから、口コミなどで患者さんが加速度的に離れていくのが目に見えています
 

とはいえ先生も人間です。完璧ではありません。もし自分に「パワハラ傾向があるかもしれない」と少しでも感じるなら、まずは自分自身を客観的に見てみましょう。そのためにとても役立つサイトがありますので、ぜひ一読してみてください。
 

パワハラタイプ別診断!事例から見る7つのタイプと対処法
http://visionary-mind.com/harassment

パワハラ医院に未来はない!!!
 
 
 

 2015年7月15日 10時58分

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